裏千家 茶の湯奮戦記

« 2008年9月 | トップ | 2008年11月 »


2008年10月29日 11:18
テーマ:

晏子春秋より・・・

「難に臨みて  にわかに兵を鋳る」 中国春秋時代、斉の宰相であった晏嬰の言行録にある言葉です。
溺れる者は水路を人に尋ねず、道に迷う者は道筋を人に尋ねません・・・実際は溺れたり迷ったりしてから行き方を人に尋ねるもの・・・「攻められ危なくなってからあわてて防御壁を作ったり、棒を用意したり・・・飯がのどにつかえて水が欲しくなってから井戸を掘ったり・・・」という意味らしい。

日本流に言えば泥棒を捕まえてから縄を作る・・・準備するようなものの意味で、いろんな事態を想定し「あらかじめ」手を打っておかないと経営者、管理者失格ですとの意。
要は企画、計画の大切さを教えた言葉ですね。

11日さるすべり.jpg

上の花は「さるすべり」  秋保のゴルフ場に咲いていました。

近々は震災訓練を行う組織が多くなりました。私達、宮城に住むものは大地震が99%来ますよ・・・なんて言われても対処の術がありませんが・・・予震通報も含めて考えられる範囲で準備してる事が重要で、これが難に臨んで・・・の言葉を活かす事に成りますね。

難に当らなくても・・・準備の重要性は極めて大事で、洞察力も含めて孫子の兵法に「敵を知り、己を知れば百戦して危うからず」とあります。仕事も遣ってみないとわからない・・・は無責任でさせられる当人の迷惑さはいかばかりかです。

キバナホトギス1.JPG

宮崎産キバナホトギスです。もう一つ・・・

キバナホトトギス2.JPG

10月から11月に掛けてお茶会シーズン!用意周到な準備・・・お茶会を主催する先生方の心配りを考えながら・・・考えてはいけないね・・・感じながら、美味しくお茶を頂きましょう。


 


 

2008年10月27日 13:03
テーマ:

名残のひまわりと山茶花

26日のひまわり.jpg

10月末ですが、散歩の道端にこんなに元気にひまわりが咲いていました。今年のコスモスもそろそろ・・・初秋の花が枯れてくるのも寂しいのですが、頑張る「ひまわり」かな!そして・・・「吾亦紅」も・・・

26日散歩の吾亦紅.jpg

季節によるお点前の変化もむべなるかな!日本の良さは四季折々の変化が地域によっても大分違い、独特の変化をもたらしていますし、当然お茶のみならずお花でも季節を反映し活かしています。

前回ご紹介の利府の椿・・・椿にあらず「さざんか」でした。「数奇屋侘助」の蕾はまちがっていませんよ。で・・・「山茶花」  二様゙

ロイヤコートさざんか1.jpg 26日の白さざんか.jpg

今日の最終は・・・道端の何気ない主張・・・舌を出している訳ではなく・・・

22日柏木保育園.jpg
 


 

2008年10月24日 20:52
テーマ:

10月17日のお稽古

17日稽古場の花.jpg

17日のお稽古は真台子が2基・・・台というのですか?姉弟子の先輩方が「大円の真」を盛んにお稽古してました。目の前に真台子があると気持ちが締まります・・・何かいい加減な気持ちでは座れないような・・・お茶って奥が深いなぁ・・・この日はもう一つ予定が入り、少し気忙しい思いをしてましたのでお茶を頂いて帰りましたが・・・10月だから「中置」かななんて考えてた方も多数のようでした。

17日稽古真台子.jpg

この佇まい・・・いいねぇ。身がしまるでしょう!
お客様になるのも私にとっては緊張です。だから稽古なんですよね・・・次回は敬遠せず???稽古しますよ。
でも今度は「中置」でしょうね。

9日朝のキンモクセイ.jpg

今年の我が家の「キンモクセイ」、私の還暦祝いで仙台市から頂きもので、凄い香りをさせて咲きました。○○○の臭い???と思っていましたが、自然の馥郁とした香りとはこんなに印象が違うものですね。



 


 

2008年10月22日 16:49
テーマ:

東京美術倶楽部・・・雪月花

東京美術倶楽部は正木美術館と同居しており?資料を見ますと主に江戸千家がご利用されているようでした。「済美庵」
の他に「雪の間」、「花の間」、大広間があり、昼の懐石は大広間を使って頂きました。本来は団体申し込みはあまりないのだそうで・・・仙台から「佐藤宗秀社中」の方々が33名・・・多くの諸先輩とご一緒でしたから緊張も程ほど。

急いで「三井記念美術館」を見学しました。やはり凄いお道具と思いながら・・・一日で3箇所も拝見すると正直・・・何だかボーとしてしまいました。「森川如春展」を開催中でして・・・です。

今秋の初・・・椿・・・利府のゴルフ場に咲いていました。

20日利府の椿.jpg

「雪月花」について調べてみました。

雪月花は日本のように四季折々の色合いがはっきりしているところでは・・・詩歌に度々・・・白居易(白楽天)の詩「寄殷協律」の一句「雪月花時最憶君」が出典。白楽天は中国唐代の詩人ですが、科挙に合格し進士になるなど公人を志望していました。

彼の詩の中でも「長恨歌」は特に有名で日本人にもフアンが多い。玄宗皇帝と楊貴妃の恋物語?で平安時代の菅原道真は最も多く影響を受けましたし、紫式部や清少納言も白楽天の愛読者だったとの事です。

柳ジョージも私も(笑・・・)も歌っていますから・・・宝塚歌劇団の組も、「花、月、雪」
日本三景では
  天の橋立   雪
  松 島     月
  宮 島     花

自然の最も美しい景物を指す・・・世の中で最も美しいもの→「雪月花」
宮崎キイロホトトギス1.JPG

上の花は宮崎から届いた「キバナホトトギス」環境省のレッドリストには絶滅危惧種に指定されていますが、宮崎県固有種として広く分布されてるそうです。もう少しありますので次回の紹介になりますが・・・仙台からは広瀬川のコスモス・・・まだ健在です。

5日広瀬川コスモス.jpg

今春、岩手県大船渡で購入した「数奇屋侘び助」、庭の植木で蕾をつけました。今頃とぼけていると思ったら時期だといわれ・・・私がぼけている???


 


 

2008年10月18日 21:13
テーマ:

東京美術倶楽部・・・済美庵

東京美術倶楽部12日AM11時集合・・・いよいよ入席です。緊張の一瞬、流石歳を重ねている私でも厳粛な気持ちになります。
「古いと乃 水を舞わする 羽弥つるべ」  入り口に掛かっていたお軸の文字・・・今が竹の旬?で竹の間から釣る瓶が井戸に垂れている・・・絵がありました。解釈をされていた先生のお言葉・・・歳を重ねるとなかなか覚えないので・・・ゴメン!

広間でお濃茶のお菓子を頂き・・・いよいよ「済美庵」にてお濃茶・・・重要文化財みたいなお道具に、席主が手にとってご覧下さいとのお声掛けがありましたが私のような未熟者は怖くて手を出せませんでした。お道具のほうから私達を見られているようで・・・雰囲気は最高でお濃茶はお茶碗を手に取らないと頂けませんので・・・私のところには「瀬戸黒」の腰のすわりの良いお茶碗!!!京都のお茶で・・・武者小路千家のお点前・・・美味しく頂きました。

「済美」の意味を調べてみました。

四国高校野球の雄の済美高校を思い浮かべますが、中国春秋時代(紀元前400年以上前)「春秋左氏伝」より引用したと推察される・・・と。「世済其美、不隕其名」  (世々其の美を済す・・・)

    黄色励為笑  黄色(うぐいす)
    河神正示威  河神(黄河)に誓って威を示す
    柳條弾雪裏  柳のしなやかな枝、雪をはじく
    臣許歌采薇  臣許す「采薇」を歌う事を 

薄茶席は「雪の間」、裏千家・・・数茶碗も大量生産ものではなく・・・同じようで全部手作りの数茶碗・・・お茶も美味しく、何よりもお正客の会話が絶妙でお濃茶より柔らかい雰囲気でした。お道具はやはり手に触れることが恐れ多いと感じました。やはり「未熟者」を痛感し・・・両席とも妹が介護してくれて・・・助かりました。

081012_1245~0001.jpg

今回のお土産はこの写真1枚・・・写して皆さんにご紹介したいのはやまやまでしたが、お道具を写すのはルール違反ですからね。かろうじて・・・お許しを得て?・・・

未熟者の分際でお道具・・・は出来もせず、ただただ「ため息」でしたが、このお花もどうですか?当道場のお花も素晴しいし、このお花を三日間同じ状態でお客様にお見せするご苦労も伺ったりして・・・お席全体の隅々まで心の行き届いたお気持ちを・・・なりに受け取ってきました。

花の間では「懐石」・・・食べ方のマナーですね。昔故坂元先生に何度かして頂きましたが不肖な弟子は忘れてしまいました。でも大寄せのお茶会?で待たせる事もなく充分に堪能してきましたが。

洋食のマナーより、懐石のマナーの方を高校あたりから経験させてみたいなぁ・・・



 


 

2008年10月15日 11:50
テーマ:

東京美術倶楽部・・・正木美術館

済美.jpg

12日東京美術倶楽部のお茶会に行ってきました。恥ずかしいながら、こんな大掛かりなお茶会は初めて・・・でしたので、大変緊張しておりまして何度も・・・でした。

9時前に新橋駅に降り立ち、コーヒーを飲みながら一服し芝公園東京美術倶楽部に行き10時受付・・・佐藤先生ご夫妻にお茶券を頂き、白靴下に履き替え準備完了・・・その前にお茶会参加者には3Fの「正木美術館」が見学でき・・・美術館なんて初めての見学・・・口が開きっぱなしでしたから。

今回は写真撮影が出来ず・・・話だけですが・・・お茶会は次回にして「禅・茶・花」と題して正木美術館 開館40周年記念展が開催されておりました。

正木孝之氏のコレクションですが、国宝3点、重要文化財12点を含む約1200点に及んでいるとの事です。今回は選りすぐりの70点を展示・・・正木コレクションの全貌を館外で本格的に展示するのは初めて。中世禅宗社会の文化遺産が多く《中世禅林文化の宝庫》として有名・・・だそうです・・・知らぬ事とはいえ無知を露呈してしまいました。

国宝
  1、三体白氏詩巻       小野道風(平安時代)
  2、後嵯峨院本白氏詩巻  藤原行成(平安時代)
  3、大燈国師墨蹟 2幅          (鎌倉時代)

重要文化財
  1、一休宗純と森女図           (室町時代)
  2、六道慧能図 無学祖元賛       (鎌倉時代)
  3、山水図           拙宗(雪舟)(室町時代)
  4、千利休図         長谷川等伯(桃山時代)   
                                全12点

百聞は一見にしかず ・・・至言です。

こんなお道具を沢山見学し、観察し、沢山の方々の評価を伺いながら、自分の鑑識眼を養っていかなくては成らないとは・・・上はなかなか見えないのですが、目の前のことを解決しないと・・・覚えないと先に進まないのも事実です。
「高み」を見る努力をしないと目の前にある事柄に対処する姿勢も変わります。

いやぁーーー!「正木美術館」・・・感嘆!!!
この12日は、この後東京美術倶楽部「済美庵」のお茶会・・・三井記念美術館と・・・記念日ですね。

081013_1058~0001.jpg

この写真は「仙台野草園」から大観音を望む・・・です。蛇足かな?



 


 

2008年10月13日 20:49
テーマ:

伊達家菩提寺・・・瑞鳳寺

10日瑞鳳寺本堂前.jpg

正宗山瑞鳳寺の山門を入ると、朝日に輝く本堂前・・・向かって右手に狛犬ならぬ「龍頭」が2基・・・これも「阿吽」・・・左手に「高尾門」・・・は昨年紹介しましたから割愛です。

瑞鳳寺の龍.jpg

お茶室「瑞新軒」の周りは綺麗に掃き清められており、お茶会が行われた事を示していました。6月に訪問した時は・・・でも青春ですから・・・で今回はこの時期に瑞鳳寺周辺?を散策し咲いていた花を披露します。

先ずは「みずひき」
瑞鳳寺横の水引.jpg

「ほととぎす」二様
瑞鳳寺ホトトギス.jpg

瑞鳳寺ホトトギス1.jpg

お茶を再開する前は、瑞鳳寺の四季にそれほどの関心はありませんでした。私にとって瑞鳳寺は伊達家の菩提寺という認識はあったものの、毎年2月に行うお茶の「合宿」、年2度の邦芸部のお茶会の場であり稽古?の場の意識が強かったから・・・。

「坐一走七」(えん悟録から)
軸.jpg

一に座して七に走る・・・「一」は物事の始め・・・真理・・・本質と解しても・・・真理を理解していながら世間の俗事も臨機応変に行う事・・・らしい。

私のお茶の始まりは瑞鳳寺のお茶会・・・母なる修行場かな

瑞鳳寺の黄上臈.jpg

黄色の花が「黄上臈」ですと。
春の花は以前も紹介しましたが「花塚」周りに沢山あります・・・。


 


 

2008年10月11日 19:01
テーマ:

戊辰の役と仙台藩

藩士会.jpg

仙台市の経が峰瑞鳳殿前で10月10日10時・・・90年振りに戊辰の役で殉難された方々の慰霊祭が行われました。戊辰の役後140年という事で伊達家18代伊達泰宗氏や仙台市の名士が参席され「大きな犠牲があった事を胸に刻み、宮城の歴史として後世に伝えたい・・・」と。

弔魂碑.jpg

現在の弔魂碑ですが、伊達家や旧藩士が1887年弔魂碑を建立し追悼をされました。しかし130年以上を経て傷みが酷くなったので、仙台市が修復を検討中との事ですが「仙台藩士会」も募金をして協力するという。私の同級生がナレーションしたなど・・・少し自慢かな!!!

10日瑞鳳寺.jpg

瑞鳳殿に登る石段は伊達62万石に因んで62段ですが、その前左手に菩提寺である「瑞鳳寺」山門・・・「正宗山」とあります。中に入ると雰囲気が良いですよ・・・下は瑞鳳寺に参道下の可愛い花です。

10日瑞鳳寺参道.jpg

瑞鳳寺には「瑞新軒」等のお茶室があり、学生の時は4年間お茶会、合宿等でお世話になりました。正に瑞鳳寺は「青春の1ページ」です。「むささび」を見たのもここで・・・、合宿で故鎌田宗承先生にいたずらをし厳しくご指導頂いたのも・・・、お茶会の度に寒い思いをしたのも・・・本当に走馬灯です・・・。
次回は瑞鳳寺近辺に咲いていた花を紹介のつもりです。


 


 

2008年10月 8日 13:38
テーマ:

ほうき草・・・コキア

茨城ほうき1.jpg

茨城県ひたちなか市ひたち海浜公園の「コキア」・・・ほうき草・・・初めて見ましたが?この位纏ると大変迫力がありますね。さいたま市の友人が送ってくれましたので皆様にお裾分けです。

茨城ほうき2.jpg

今は秋も真っ只中・・・これから各地の紅葉・・・見どころは沢山ありますし、萩もまだ健在ですし、芙蓉もあちらこちらに沢山みられます。やはり「生け花」より自然の花の方が感動ですね。お茶も・・・野にあるように・・・よく判りますがそう活けるのもなかなか私には出来ず・・・いつも稽古場のお花に感動しています。

4日土曜の散歩.jpg

上下の写真は4,5日の散歩で見つけたもの・・・何でしょうね。

5日日曜日の散歩1.jpg

最後はもう一度「ほうき草」

茨城ほうき3.jpg

明後日伊達藩戊辰の役で亡くなって140年慰霊祭、毎年10月10日AM10時仙台向山瑞鳳殿にて挙行されます。
慰霊碑の隣に公衆トイレがあり、慰霊碑の土台が腐っているとこ事で・・・仙台市が来年度の予算要求を考えてるらしい・・・皆さんで応援しましょう。瑞鳳殿建設前の写真ならあるのですが・・・自分が木の墓標の前に座って・・・貴重ですね。

伊達政宗処世訓は「五常訓」ともいうがその一つを紹介

「倹約の仕方は不自由を忍ぶにあり」・・・納得


 


 

2008年10月 5日 19:04
テーマ:

10月の稽古始・・・

先週まで2度・・・茶箱が主で皆さん楽しそうにお稽古してましたが・・・苦手なんですよね。生意気を言ってお点前をパスしてました。10月の最初は「小習い」、先輩方は茶筅飾り、茶碗飾り、・・・私は久し振りに「貴人」・・・と言うより・・・先生からのご指導でしたが、小習いの何をお稽古したいという目標を持たないぐうたらの弟子なんです。でも今年になってから・・・1年半ですが・・・種類を少し覚えましたができるという事ではないのです。

26日の稽古花.jpg

「吾亦紅」、「小菊」  3日のお稽古ではなかったのですが・・・1っ月振りの???お稽古は「貴人」の薄茶と丸卓を使ったお濃茶の2度・・・貴人ではないのですがお客様の稽古も・・・

膝退して控える・・・なんて事を覚えると、目上の人に対する礼の顕し方が形として身に付くのですがね。貴人台の種類に応じてお点前も変化するし、取り揃える道具によっても・・・千変万化・・・お客様をお迎えする心持を練習するのが稽古・・・貴人点に拘る訳でなく、全てのお点前に共通してるのですがね。

私の後遺症は両太股、足腰が何時になく痛みが残りましたが、O先生の続きお薄までご馳走になり感激の一日でした。足腰よりお茶を稽古してる事が楽しい!!!・・・いろんな面白みがありますからね。

由美ちゃんの藤袴.jpg

上は「藤袴」、下は「明月草」

由美ちゃんの明月草.jpg

今週はお稽古無しですが、12日日曜日、東京美術倶楽部のお茶会に参加させて頂くことになりました。私如きに機会を与えて頂いた先生に・・・何度も感謝です。さて、どんな参席経験になるのでしょうか、自分でもワクワクドキドキです。

10月10日金曜日、仙台藩士会による伊達家140年祭が瑞鳳殿にて行われますが・・・「伊達家の処世訓」のご紹介も考えておりました。又、伊達家の由緒を尋ねる会を「根白石」にて来月7日金曜日に催す計画があります。参加されたい方はどうぞ!



 


 

2008年10月 2日 15:23
テーマ:

秋の訪れ・・・

700-2.jpg

知人からの贈り物で「彼岸花」・・・一輪?だと寂しいかなと思うのですが・・・こんなだと豪華というか豪勢というか・・・でも見事ですね。

お茶では使わない?のでしょうが・・・彼岸花は中国からの帰化植物で田んぼやあぜ道に多かったと言われている???・・・私たち子供の頃は周辺に沢山あったように覚えているのですが・・・稲の到来と同じ頃の帰化だとか。

彼岸花の球根に「リコリン」という毒素があるからお茶では使わない・・・棘があったり・・・香りがきつかったり・・・するのは原則的につかわないようですが、漢方薬やすって患部に塗ったりして使っています。球根に毒を持っている事と田んぼ近くに植えてあるのは、モグラなど小動物に根を食べられないように・・・らしい。

イギリス名「リコリン」はギリシャ神話における「海の精」  なにやら西洋と東洋の違いが認識の差になるのでしょうか。韓国では「相思愛」で花がある時は葉がなく、葉がある時は花がなく・・・葉が花を・・・花が葉を思う気持ちを表す花だと言う。

日本では花言葉は「悲しい思い出」、別名「曼珠沙華」まんじゅしゃげ・・・黄色の彼岸花は「鍾き水仙」・・・とか一説には種類が1000種程もあるそうです。きれいな花名はないので割愛・・・

「彼岸」はサンスクリット語「波羅蜜多」の漢訳「到彼岸」の略といわれ先祖を敬い墓参りをする仏教行事ですが、悩みの多いこの世を「此岸」、あの世を「彼岸」と言い春秋は前後7日間です。

暑さ寒さも彼岸まで・・・「彼岸」は四季が明確な日本だけの様式だそうで、・・・寒くなりましたねえ。



 


 

2008年10月 1日 15:06
テーマ:

野草園

野草園煎茶.jpg

23日は萩祭りの最終日、煎茶流のお席が掛かっていました。禅宗そのものは臨済宗、曹洞宗、黄檗宗・・・黄檗宗の色紙が飾ってあり、美味しく頂戴してまいりました。丁度筝曲の演奏も同時開催で・・・わたしとしては少し違和感がありましたが、青空の中で喫茶するのは又格別で抹茶も頂きたかった・・・抹茶ソフトクリームでお茶を濁しました。

煎茶.jpg

アングルが悪いのですが・・・煎茶流の趣は少し出てます。自分の事ですが茶箱が好きでなくて・・・煎茶流もお道具が小さ目で若い時から???でした。

前回、生まれて始めての「短歌」を図々しく投稿してきたと書きましたが、野草園にありました歌人の句を少々・・・

宮城の代表歌人  原 阿佐緒
吾木香(吾亦紅)あわれや花のたぐいとも 
見えず寂しく秋の野に咲く

斉藤茂吉
秋のかぜ ふきてみれば遠かたの
薄(すすき)の中にマンジュシャゲ赤し

芭蕉の俳句
あやしめ草 足が結ばん草鞋の緒

野草園  点描
「ヤマジノホトトギス」
23日ヤマジノホトトギス.jpg
「サワキキョウ」・・・
23日アズマレイジンソウ.jpg
紫の花が「アズマレイジンソウ」東伶人草、白い花が「ホウチャクソウ」宝ちゃく草
アズマレイジンソウ.jpg

最終はやはり・・・「紅白の萩」

23日紅白萩.jpg

「萩匂う 野点の客の 赤とんぼ」