裏千家 茶の湯奮戦記

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2008年12月27日 12:21
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和敬清寂

鵬雲斎ご夫妻.jpg

お気に入りの「宝物」再掲です。 鵬雲斎ご夫妻と淡々斎婦人嘉代子様・・・有井凌雲先生・・・仙台瑞鳳寺瑞新軒での撮影で記念に購入したもの?・・・自分で撮影したかどうか、この時代ここまで近くに寄れたか?

今年も最終のブログになりましたので、利休居士の「四規」について思うところを書いてみます。

「和敬清寂」・・・間違いでなかったら学生時代の稽古場に「和敬静寂」というお軸が掛かっていたと記憶していますが、少し調べたところ「清寂」とも「静寂」とも・・・

村田珠光は「謹啓清寂」と言っていたらしく、利休居士が「和敬清寂」の言葉を残し「茶道が華美」に流れるのを固く戒めたと言います。

「和」は聖徳太子の十七条憲法にもありますが、どんな時代にも活き続ける「永久の真理」で基本理念として「茶の湯」のどの部分にも共通しています。「和合の和」、「調和の和」・・・「和を以って貴しと為す」→十七条憲法の第一.

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上は寒椿です。

「敬」は毎度書いていますが、主客が一体になる事・・・一心同体・・・お互いに「敬う心→尊敬しあう」がないと、なかなか一体になれません。「譲り合い」や相手の思惑を斟酌する・・・「明確にしない」に通ずるかも知れませんが、例えば玄関で靴を脱ぐ・・・この行為は日本以外にはない文化でしょう・・・欧米は勿論、仏教文化、儒教文化にもありません。ピカピカに磨かれた廊下を土足で歩く・・・等は考えられず・・・主のおもてなしを靴を脱いで敬意を表す・・・ですね。

「清」は清潔、清廉・・・物心両面の潔白を求めたものです。露地の清掃は、茶筅はもとより茶巾を真新しい物に代え、気持ち新たにお茶を入れ、頂いてもらう・・・お客様はお仕舞いに負担が掛からないように懐石で頂いた容器を懐紙で拭き清めたり・・・。

21日のリップル2.jpg

山茶花です。

「静」の字も理解できない事はなく、「寂」の字との繋がりから言えば「静」の字もあり?・・・深山幽谷なんていう言葉を使うと「静」を思い浮かべますね。

「寂」・・・「涅槃寂静」といい大乗仏教の根本思想といわれる「空」の意味があり、禅の公案「無」に通じ茶の湯も「寂」の一字に帰結するといっても良いのだと・・・。何事にも動じない心に至る・・・和、敬、清の3要素を実現した人だけが到達した境地・・・でしょうね。

凡人にはなかなかですが、修道に意義ありです。

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最後に季節はずれの「夏椿」・・・今年も椿のシーズンが・・・綺麗なので・・・完

来年の目標は・・・大きく・・・「四規」の実現に!


 


 

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コメント (1)

今年も一年が過ぎようとしています。
早いですね。
楽しいブログを有難う!
それにしても 孫を見ていると 吸収の早いのに驚きますが、 わが身は日一日と老いているのにと思うと感慨一入です。
来年はどんな年になるのやら
気負わず平穏に健康で 出来れば楽しい事等も少しはあって・・・
欲張らずにいきましょう。

投稿者:yumi&kou

日時:2008年12月29日 00:53
 

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