裏千家 茶の湯奮戦記

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2010年6月28日 18:48
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利休道歌⑥・・・お点前の心構え

>>「点前には弱みをすててただ強く されど風俗いやしきを去れ」

綺麗で上手にお点前をし、お客様を「おもてなし」をしようとすると線が弱くなりお客様に不安を感じさせてしまったり、逆に武張った姿勢でお点前をするとわざとらしくなり嫌味だけを感じますから「おもてなし」からは程遠い形になりがちです・・・という教えですね。

お点前は意識して強弱をつけるべきでなく、ごく自然に「もてなす心」を表す様に・・・常日頃のお稽古が大切ですね。回数をこなせば良いのでもありませんが、ベースはお客様が美味しそうに自然にお茶を頂く・・・振舞って貰えるように気配り、目配りです。

6:22東北電力の夏椿.jpg上の写真は散歩途中に見つけた「夏椿」、下の写真は「バラ」まだまだです。

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この季節ー初夏は花が沢山・・・少々暑くなりましたが散歩が楽しい季節です。お茶の稽古には暑さ対策の「おもてなし」のお点前も多数工夫されて、お稽古に彩りを添えています。今後のお稽古がまた楽しみです。


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やはり散歩の「クレマチス」・・・こんにちわ!


 


 

2010年6月24日 00:26
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利休道歌⑤・・・上手になる

>「上手にはすきと器用と功積むと この三つそろふ人ぞ能くしる」

何事も上手になるための条件が三つある。
1、好きであること
2、器用ででなくてはいけない
3、倦まざる修行・努力

6:10湖畔公園オレンジ.jpg1番目の「好きである事」先ずこの要素がないと上手くなれませんね・・・人に勧められたからとか、いやいや習うとか義務的な場合は上手にはなりません・・・現代に多いように感じますが、他人の所為にするの事が・・・何時でも逃げられるようにという潜在的な意識が感じられます。

こんな場合、仕事も上手くはできませんから何時でも不完全燃焼・・・達成感なし。いやいやする仕事は苦痛以外の何物でもありません・・・どうせしないといけない仕事なら前向きに楽しく出来るように考えたら成果も上がるのに・・・「好きである事」

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2番目の「器用でなければいけない」 誰でも器用という要素を持ってはいないと思いますが、ある意味「気配り・・・目配り」かなと思います。器用不器用は持って生まれた資質ではありますが、長く続けていると不器用は不器用なりに不思議な味が出たりします・・・「努力に勝る天才なし」ですね。

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以上の写真は「みちのく湖畔公園」から、オレンジのは?  2枚目~3枚目は「紅白のシャクヤク

3番目の「倦まざる修行・努力」はまさにこの字の如しで、粘り強く工夫をし数を重ねて身につける事以外に上手くなる道はないと・・・最近は狐ずるく立ち回り人の上前を撥ねる様な事象がマスコミ誌上を賑わしていますが、人の品性は自分の中身を心身共に鍛えるとにじみ出てくるのが本当の人間性だと思います。

就職活動・・・就活もただ不況ではなく、自分を鍛える機会が段々少なくなって自分を評価して貰うに値しないケースも多々見受けられます。マスコミに踊らされず地に足をつけて自己鍛錬する事をお勧め・・・です。

6:4二輪草.jpg>>

我が家の「二輪草」

今週のお稽古も25日金曜日・・・さて何をお稽古するか考え中・・・です。


 


 

2010年6月19日 20:17
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やはり稽古は楽しい

昨日金曜日はゴルフ大会終了後のお稽古でした。スコアはそこそこでしたが、本日のお稽古のテーマは何だろう・・・と気になり(言い訳)7位、急いで稽古場に・・・。そこで私を待っていたのは「弁慶」でした。路傍で見かける花ですが、花籠にこのように活けてあると別な花に見えたり・・・「花は野にあるように・・・」ですね。

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お稽古は四ケ伝・・・「茶通箱」でしたが、私は「小習い」杉棚を使い濃い茶「貴人点」・・・暫く振りでお稽古したのですがびっくり!セット完了しいざお点前・・・ふくさを腰につけておらず・・・失礼しました。困った弟子だなと・・・。貴人点は好きな点前の一つですが、本当にお濃い茶を点てるとなると技術をようしますね。

更に、先生に促され「唐物」、茶入は茄子型文琳を使いましたが茶杓を乗せるのに慣れないと・・・慣れすぎず慣れる事が肝要です。袱紗さばきも真・行のさばきが入るし茶入の回しも逆、約束事も特別です。「唐物」を稽古する時は袱紗を替えないと真・行のさばきがしにくいですね。

今日の道行には「山法師」が綺麗に咲いて心を和ませてくれました。山法師がこんな風に見えたのは初めて???目に入らなかっただけでしょうね。仕事を終了し、いろんな自然に目配りが出来るようになったという事だと思います。

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「紅白の山法師」

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「花見よりかへりの人に茶の湯せば 花鳥の絵をも花も置きまじ」
利休道歌のひとつですが自然に勝るものはなし・・・です。

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我が家の「春蘭」


 


 

2010年6月15日 22:37
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利休道歌④

>「はじを捨て人に物とい習ふべし 是ぞ上手の基なりけり」

知らない事を他人の前で明らかにされる事は恥ずかしいのですが、メンツを大事に聞かないでしまうと調べないといけませんし稽古の実践や本を読む事は大変大事です。その切り分けも必要ですが、自分の目の前に先生や諸先輩がおられて教えて頂ける場合は遠慮は無用ですね。「時間がもったいない」

6:10湖畔公園一杯.jpg知ったかぶりをして自分で歩きだして・・・目標物が目の前にあっても到達方法が判らない・・・お家元は恥を捨て赤子のような素直な気持ちで稽古(仕事)に向かえるように指導されておられるようです。

「口耳は四寸の学」 お家元が良くお話しされ戒めてるのだそうですが、考えず耳から入った知識を直ぐ口に出す・・・そうして学んだ事は四寸しかない・・・自分の話に責任を持て・・・とも。都合が悪くなると他人の性にする人が多い世の中ですからね。

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今回は宮城県川崎町「みちのく杜の湖畔公園のポピー」を紹介してます。

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無知は恥ずべきですが、不知は恥ずべき事ではありません。知らない事がわかった時にどう対処するかで、その人の道が開けるかどうかが決まります。

「聞くは一時の恥 聞かざるは末代までの恥」

今週はしばらく振りでお稽古します。さて・・・ワクワク・・・何時までたっても「はじを捨て・・・」ですから。


 


 

2010年6月12日 21:03
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利休道歌③

>>>>5:29立石寺階段.jpg

「こころざし深き人にはいくたびも あわれみ深く奥ぞ教ふる」

この道歌は習うより教える人えの教訓・・・熱心な生徒には丁寧に教えなさい・・・教える方がいい加減だと習う方もいい加減になるとの教えです。教えると言う事は同時に学ぶと言う事・・・と鵬雲斎大宗匠は言っておられます。

子供は親の背中をみて育つと言います。確かに親の生活がいい加減だと大体は子供も真似をしますし、学校でも教師が生徒に心無い教え方をすれば生徒の受け取り方も無味乾燥・・・右の耳から左の耳に素通り・・・ですものね。

写真は山形県の山寺・・・立石寺の階段、急な登りで休み休みですが・・・そんな所を登れば満足感も大きい・・・努力すれば努力するほど得られるものが大きいのが普通です。登り方を教えられないとハイヒールで登る人も・・・自分がいい加減で子供が立派に育つわけがないし、放任主義ではなかなか人が育つ事は期待できません・・・教える事で全体のレベルを標準?まで引き上げ・・・土台を作り上げ、個人の努力とレベルアップを待つ・・・教える方は我慢と忍耐・・・当佐藤道場も宗秀先生の教えのお陰で・・・頑張ります。

5:29石山寺立石寺.jpg「立石寺本堂」、下は立石寺の「シャガ」

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「利休道歌・・・利休百首」は利休居士の教えを歌の形態にした事・・・奥床しいですね。しかし全部が利休居士が作ったかと言う事ではないらしく、南坊録に利休居士が作った31首の狂歌がありますが、これを基に後世の方々が付け加えたようで11代お家元玄々斎が裏千家のお部屋に書かれてあるらしいのです。

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上は散歩途中・・・荒町で見かけたもので花名は?下は「クレマチス」

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お茶事に参加しなかったので含めて3週間お稽古なしです。サボった訳ではないのですが巡り合わせが悪い?
暑くなってきましたからお稽古も半袖ですね。今週からWサッカーが始まりましたが寝不足にならないように気をつけましょう!


 


 

2010年6月 7日 17:27
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百万本のバラ・・・

熱烈な恋を訴えた歌・・・1981年発表のラトビアの歌謡曲でコンテスト優勝曲、日本では加藤登紀子の歌として広く知られています。今この時期は少し遅めですがまだまだ庭を飾っています。

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グルジアの画家「ニコ・ビロスマニ」が「マルガリータという女優」に恋したと言う逸話に基づいて作れた歌らしいのですが、マルガリータは実在した女優という・・・歌詞の内容は日本語版とは異なり、大国に翻弄されるラトビアの苦難を暗示しているらしい?

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日本では先に「マーラに与えた人生」という題で紹介された事もあるらしいのですが、「マーラ」はラトビア神話に登場する女神です。題名と歌手が異なると表現力も含めて生まれ変わるチャンス!

この歌を聴くと、お世話になった鎌倉在住のM・S氏を懐かしく思い出します。こよなく愛唱する歌の一つでしたが、歌は過去のその場面を現在に引き戻してもくれますね。

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日本語版「百万本のバラ」・・・をどうぞ

小さなキャンバス  他には何もない
貧しい絵描きが   女優に恋をした
大好きなあの人に  バラの花をあげたい
ある日街中のバラを買いました

百万本のバラの花を あなたにあなたにあなたにあげる
窓から窓から見える広場を 真っ赤なバラでうめつくして・・・

この続きは皆さんでどうぞ!


 


 

2010年6月 3日 16:35
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利休道歌②・・・百首

「ならひつつ見てこそ習え習わずに よしあしいうは愚かなりけり」

裏千家の指導方針として「道・学・実」という事をお家元がお話しされるそうです。この3要素はどれが一番と言う事ではなく「道」は心の持ち方、「学」は学びの姿勢→知識の習得、「実」はお点前の作法実践を示しております。

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上は「我が家のおおてまり」、下は「我が家のこえびそう」

5:19我が家のエビ草.jpgお茶は形式的と良く言われますが、お点前の形や手順などの約束事が決めてあるのは「お客様をもてなす為の形」の基本形を教えていると思います。従って入れば入る程、約束事が多くなり難しくなりますが・・・半端に習いとやかく言うのは厳に慎むべきですね。

形から入るのは日本古来の教育方針?・・・覚えやすい教本の作成やコミュニケーションの仕方を考えながらお茶を学ぶ人のレベルアップを目指したいものです。

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上は散歩途中の「しゃくなげ」、下は広瀬川河畔の「しろつめくさ」

5:31しろつめくさ.jpg「歓喜の花」をプレゼント

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先週はお茶事、今週のお稽古はありませんが、お点前としての稽古はなくとも日々が修行・・・格好良すぎですか?

※ 利休道歌については、阿部宗正先生の「利休道歌にまなぶ」を参考にさせて頂いております。